しとしと(読み)シトシト

デジタル大辞泉の解説

しと‐しと

[副]
雨が静かに降るさま。「春雨がしとしと(と)降る」
物事をもの静かにするさま。しとやかなさま。しずしず。
「娘の母親が、―とあがって来た」〈里見弴多情仏心
[形動]湿っているさま。また、濡れているさま。
「露に―に濡れて」〈左千夫野菊の墓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しとしと

( 副 ) スル
雨が静かに降るさま。 「 -(と)降る春の雨」
湿っているさま。 「露に-に濡れて/野菊之墓 左千夫」 「紫がかつた紅の花が、霧の玉を宿して脚絆に-する/日本北アルプス縦断記 烏水
ゆっくり静かに物事をするさま。しずしず。 「発句より、たけ高くきずもなき連歌のまことしきを、-とし侍る事なり/筑波問答」

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