湯ノ本温泉(読み)ゆのもとおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「湯ノ本温泉」の意味・わかりやすい解説

湯ノ本温泉
ゆのもとおんせん

長崎県,壱岐島西岸,壱岐市勝本町にある温泉。歴史は古く,神功皇后が三韓出兵帰路に寄港したおり噴出する温泉を見つけたという言い伝えがある。泉質食塩泉泉温 69℃で,神経痛リューマチ婦人病をはじめ皮膚病やけど切り傷などにきく。湯本湾に臨み,湾内に浮ぶ数多くの小島が美しい。 1971年国民保養温泉地に指定。壱岐対馬国定公園に属する。

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