湯平温泉(読み)ゆのひらおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「湯平温泉」の意味・わかりやすい解説

湯平温泉
ゆのひらおんせん

大分県中部,由布市西部大分川の支流花合野川に臨む温泉石畳の道を挟んで湯治宿が並ぶ。泉質食塩泉,単純泉。泉温は 59~84℃。胃腸病にきき,温泉は飲用にもされる。長期湯治客も多い。三方を山に囲まれた標高約 600mの地で,付近一帯は湯平高原と呼ばれ,ウシの放牧地となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「湯平温泉」の意味・わかりやすい解説

湯平温泉
ゆのひらおんせん

大分県中部、由布市(ゆふし)湯布院(ゆふいん)地区南部にある温泉。大分川支流、花合野川(かごがわ)の渓流沿いの石畳道の両側旅館が並ぶ。標高550~500メートル。泉質は塩化物泉で、河岸に自然湧出(ゆうしゅつ)するものと、山腹横穴を掘って得られるものとある。国民保養温泉指定されている。JR久大(きゅうだい)本線湯平駅から4キロメートル。

[兼子俊一]

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デジタル大辞泉プラス 「湯平温泉」の解説

湯平温泉

大分県由布市、湯布院地区南部にある温泉。花合野川に沿って坂道の石畳が作られ、温泉宿が建ち並ぶ。1959年、由布院温泉とともに「湯布院温泉」として国民保養温泉地に指定。

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