満艦飾(読み)マンカンショク

デジタル大辞泉 「満艦飾」の意味・読み・例文・類語

まんかん‐しょく【満艦飾】

1 海軍礼式の一。祝祭日や観艦式などの際に、停泊中の軍艦が艦全体を信号旗・万国旗などで飾りたてること。
2 身なりを盛んに飾りたてたり、物をいっぱいにつるしたりしたようすを1にたとえていう語。「満艦飾のいで立ち」
[類語]けばけばしい・けばい・けばけば・美美しい・派手やか・ちゃらい・ごてごて・毒毒しい・どぎつい・きんきらきん・きんきら・金ぴか・でこでこ・メタリック・ゴージャス

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精選版 日本国語大辞典 「満艦飾」の意味・読み・例文・類語

まんかん‐しょく【満艦飾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 旧海軍の儀礼の一つ。国家の大典や祝日、観艦式その他必要と認められた時海軍大臣の定めるところにより行なわれたもので、港に碇泊中の艦艇が艦首から艦尾までの各檣に信号旗を連揚し、各檣頂に軍艦旗を掲揚するもの。まんかんかざり。
    1. [初出の実例]「菊の垣満艦飾の見ゆる哉」(出典:寒山落木〈正岡子規〉明治二七年(1894)秋)
  3. ② 転じて、洗濯物などを軒端いっぱいに干すことをいう。
    1. [初出の実例]「お天気の日には満艦飾のおむつの下で」(出典:死神の馭者(1956)〈福永武彦〉)
  4. ③ 極度に飾り立てていることのたとえ。〔訂正増補新らしい言葉の字引(1919)〕

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