焼べる(読み)クベル

デジタル大辞泉 「焼べる」の意味・読み・例文・類語

く・べる【焼べる】

[動バ下一][文]く・ぶ[バ下二]燃やすために火の中に入れる。「まきを―・べる」
[類語]燃やす焼く焚き付ける燃える焼ける燃え盛る燃え広がる燃え上がる燃え立つ燃す焚くいぶすいぶる燻ぶる煙る火達磨燃焼完全燃焼不完全燃焼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼べる」の意味・読み・例文・類語

く・べる【焼】

  1. 〘 他動詞 バ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]く・ぶ 〘 他動詞 バ下二段活用 〙 燃やしたり焼いたりするために火の中に入れる。たく。
    1. [初出の実例]「火の中にうちくべて焼かせ給ふに、めらめらと焼けぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
    2. 「かまどに豆やくべたる」(出典:枕草子(10C終)一〇八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android