火達磨(読み)ヒダルマ

デジタル大辞泉 「火達磨」の意味・読み・例文・類語

ひ‐だるま【火達磨】

全身に火がついて燃えあがること。また、その状態の人。「火達磨演技に挑むスタントマン
不祥事などで、各方面から激しい批判を浴びること。また、信念のため、反対派からの批判を敢えて受けること。「火達磨になってでも改革を成し遂げる」
野球で、投手が不調により打ち込まれ、大量失点すること。
[類語]燃える焼ける燃え盛る燃え広がる燃え上がる燃え立つ燃す燃やす焚くくべるいぶすいぶる燻ぶる煙る燃焼完全燃焼不完全燃焼ぼうぼうめらめら炎炎かっかかっとかんかんぼっとぱっとぽっぽぱちぱち猛火烈火炎上大火火の海丸焼け全焼

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精選版 日本国語大辞典 「火達磨」の意味・読み・例文・類語

ひ‐だるま【火達磨】

  1. 〘 名詞 〙 全身に火がついてまっかに燃えあがること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「轟然たる爆音と共に、研究室から廊下へ飛び出した火達磨」(出典:イタリアの歌(1936)〈川端康成〉)

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