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焼セッコウ(焼石膏) しょうせっこう calcined gypsum

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうせっこう【焼セッコウ(焼石膏) calcined gypsum】

セッコウCaSO4・2H2Oを加熱して結晶水の3/4を脱水させ,白色粉末状の半水セッコウCaSO4・1/2H2Oとなったもの。〈焼きセッコウ〉ともいう。脱水は約76℃から起こるが,工業的にはセッコウ粉を150~200℃で煆焼(かしよう)して製造する。これをβ型という。さらに,煆焼方法の異なったα型がある。水を加えると,もとのセッコウに戻るときに凝結して固まる性質がある。α型はβ型に比べ練るときに水が少なくてすむもので,β型より硬化強度が非常に大きい。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の焼セッコウ(焼石膏)の言及

【漆喰】より

…洋風建築では天井のランプ吊り周辺に唐草模様などをつくることが盛んに行われた。 一方,ヨーロッパでは焼セッコウCaSO4・1/2H2Oが壁材として用いられてきた。焼セッコウは水和する際に自発的に凝結するので膠着剤を必要としない。…

【硫酸カルシウム】より

…水にはわずかに溶け,溶解度は42℃で0.210g/100gH2Oとなるが,温度がそれより高くても低くても減少する。セッコウを約120℃に数時間加熱すると,CaSO4・0.5H2Oの組成の白色粉末(焼セッコウ)となるが,これは常温で容易に水分を吸ってセッコウ(2水和物)に戻り,この際発熱,膨張する。セッコウで彫像その他の細工物を作るときには,まず焼セッコウを作り,これを水で泥状にこねて鋳型に入れたり,押しつけたりすると,泥状の塊は速やかに固化し,かつ膨張して型のすみずみまで広がるから,正確に型どおりのものが再現できる。…

※「焼セッコウ(焼石膏)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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