デジタル大辞泉 「燻ぼる」の意味・読み・例文・類語
くすぼ・る【×燻ぼる】
1 「燻ぶる1」に同じ。
「今度の炭は―・っていかんね」〈虚子・続俳諧師〉
2 「燻ぶる2」に同じ。
「天井はランプの油煙で―・ってるのみか」〈漱石・坊っちゃん〉
3 「燻ぶる5」に同じ。
「貧乏町に―・ってると云って」〈漱石・倫敦消息〉
4 「燻ぶる6」に同じ。
「むしゃうに―・った身なりをすれども」〈黄・高漫斎〉
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...