颯爽(読み)サッソウ

デジタル大辞泉 「颯爽」の意味・読み・例文・類語

さっ‐そう〔‐サウ〕【×颯爽】

[ト・タル][文][形動タリ]人の姿や態度行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま。「颯爽と歩く」「颯爽たる風姿
[類語]勇ましい雄雄おおしい凜凜りりしい勇壮勇猛勇敢剛勇忠勇果敢精悍そう壮烈・英雄的・ヒロイック(「―と」「―たる」の形で)敢然決然凜然りんぜん凜凜りんりん凜乎りんこ

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精選版 日本国語大辞典 「颯爽」の意味・読み・例文・類語

さっ‐そう‥サウ【颯爽】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 人の姿、態度、行動などが、さわやかで勇ましいさま。きりっとしていて、見ていて気持のよいさま。
    1. [初出の実例]「蒼鷹独立不、颯爽英姿残日愁」(出典:玉山先生詩集(1754)四・画鷹)
    2. 「城主忠直卿の風貌は、彼等よりも一段秀れて颯爽たるものであった」(出典:忠直卿行状記(1918)〈菊池寛〉二)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐丹青引贈曹将軍覇詩〕

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普及版 字通 「颯爽」の読み・字形・画数・意味

【颯爽】さつそう(さう)

勇壮で快い。唐・杜甫〔丹青引〕詩 襃・鄂、毛髮動き 颯爽、戰(かんせん)より來(きた)る

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