日本歴史地名大系 「片瀬村」の解説
片瀬村
かたせむら
- 神奈川県:藤沢市
- 片瀬村
南は相模湾に臨み、
天平勝宝元年(七四九)「方瀬郷」の大伴部首麻呂が調庸布一反を納めている(「調庸布墨書」正倉院文書)。鎌倉への出入口にあたり、「吾妻鏡」建保六年(一二一八)三月二四日条に「固瀬駅」、建長四年(一二五二)四月一日条には「固瀬宿」とみえる。境川河口近くの片瀬川原一帯は、鎌倉期から室町初期頃にかけて処刑地であり戦場でもあった。その地を「吾妻鏡」は
片瀬村
かたせむら
片瀬村
かたせむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報