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物する モノスル

デジタル大辞泉の解説

もの・する【物する】

[動サ変][文]もの・す[サ変]《ある動作をそれと明示しないで婉曲(えんきょく)に表現する語》
詩文などを作る。「傑作を―・する」「一句―・する」
「ある」「居る」、また「行く」「来る」などの意を表す。
「などかく怪しき所には―・するぞ」〈・明石〉
「言う」「食う」「書く」「与える」など、何かを行う意を表す。
「心地あしみして、ものも―・したばで、ひそまりぬ」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ものする【物する】

( 動サ変 ) [文] サ変 もの・す
文章・詩を作る。 「一句-・した」
何らかの動作・行為や存在・状態を、それを本来表す語を用いずに遠回しにいう語。
何かの動作・行為をする。 「心地あしみして、物も-・したばで(=オ食ベニナラズニ)/土左」 「きのふなむ平らかに-・せらるめる(=出産ナサッタヨウダ)/蜻蛉
移動する。 「追ひて-・したる(=来タ)人もあり/蜻蛉
存在する。 「日ごろ-・しつる(=滞在シテイタ)人、けふぞ帰りぬる/蜻蛉
(補助動詞) 断定の助動詞「なり」の連用形「に」の下に付いて、…である、…ている、の意を表す。 「情けなき御心にぞ-・し給ふらん/徒然 142

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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