デジタル大辞泉 「狂れる」の意味・読み・例文・類語 ふ・れる【▽狂れる】 [動ラ下一][文]ふ・る[ラ下二]1 (多く「気がふれる」の形で)気がくるう。「気が―・れたようにしゃべり続ける」2 物事が常軌を逸する。普通でなくなる。「三日三夜の酒宴は殊ことさら―・れたる遊びかな」〈幸若・夜討曽我〉[類語]狂う・発狂・きちがい・狂乱・狂気・乱心・奇人・変人・変物・変わり者・変わり種・難物・怪人・変質者・狂人・左巻き・瘋癲ふうてん・気がふれる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「狂れる」の意味・読み・例文・類語 ふ・れる【狂】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]ふ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙① ものごとが常軌を逸する。普通でなくなる。[初出の実例]「三日三夜の酒宴は殊ふれたる遊哉」(出典:幸若・夜討曾我(室町末‐近世初))② ( 「気がふれる」の形で ) 頭が正常でなくなる。気がくるう。[初出の実例]「お前気でも狂(フ)れはしなんだかい?」(出典:少年行(1907)〈中村星湖〉一五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例