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玉虫織(り) タマムシオリ

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デジタル大辞泉の解説

たまむし‐おり【玉虫織(り)】

縦糸・横糸に異なる色糸を用いて緻密(ちみつ)に織り、光線の反射によってタマムシの羽のように色の変化がある織物。裏地・レインコート地などに使う。

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百科事典マイペディアの解説

玉虫織【たまむしおり】

経糸(たていと)と緯(よこ)糸に異なった色糸を用いて綾織や平織にした織物で,布面が光線の具合でタマムシの羽色のように複雑な色に見える。もとは絹糸による玉虫甲斐絹(かいき)が知られていたが,近年は綿,化繊でも織られ,おもにコート,レインコート,裏地,座蒲団,洋傘地などにする。

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世界大百科事典 第2版の解説

たまむしおり【玉虫織】

経糸と緯糸を異なった色に染めて織った織物で,玉虫の羽のように光線の角度によって色が変わるところから名づけられた。平織のほうが綾織より玉虫効果は大きく,代表的なものに甲斐絹(かいき),サン・クロスがある。色の組合せには緑と赤,緑と青,赤と青,赤と茶,赤と萌葱(もえぎ)などが多い。夜具,座布団(ざぶとん),コート,レインコート,裏地,洋傘地などに用いられる。【宮坂 博文】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

玉虫織
たまむしおり

経緯(たてよこ)糸の染色と、配色による光線の当たり方とで、玉虫のはねのように色の変化があるところから、この名称がある。経糸と緯糸の色を違え、細い糸を使って緻密(ちみつ)に織ったもので、たとえば経に赤、緯に青、経に黒、緯に白などが使われる。組織は平織、綾(あや)織のもので、玉虫甲斐絹(かいき)(改機ともよぶ)、玉虫クレバネット(サン・クロン)などの種類がある。用途は、裏地、レインコート地などである。[角山幸洋]

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