デジタル大辞泉 「玩味」の意味・読み・例文・類語 がん‐み〔グワン‐〕【玩味/×翫味】 [名](スル)1 食物をよくかんで味わうこと。「よく―して食べる」2 言葉や文章などの表している意味や内容などを、よく理解して味わうこと。「古典の作品を熟読―する」[類語](1)賞味・賞翫/(2)鑑賞・観賞 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「玩味」の意味・読み・例文・類語 がん‐みグヮン‥【玩味・翫味】 〘 名詞 〙① 食物をよく噛んで味を味わうこと。食物を噛みわけて味わうこと。② 表わしている意味や内容などを理解し味わうこと。多く、文章の意味をよく考える場合に用いられる。含味。[初出の実例]「此句に於て荘周が心あらむ。尤(もっとも)玩味すべし」(出典:俳諧・常盤屋の句合(1680)一八番)[その他の文献]〔東坡題跋‐巻三・書王公峡中詩刻後〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「玩味」の読み・字形・画数・意味 【玩味】がん(ぐわん)み 詩文などをよく味わう。宋・軾〔王公峡中詩の刻後に書す〕先の太尉、峽中石詩を出だす。反復玩味するに、則ち赤甲・白鹽・(えんよ)・牛の、凛然として人の目中に在り。字通「玩」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報