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珠光緞子 ジュコウドンス

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デジタル大辞泉の解説

じゅこう‐どんす〔ジユクワウ‐〕【珠光×緞子】

《珠光が足利義政から拝領したものという》名物切(めいぶつぎれ)の一。縹(はなだ)色の地に、渋い萌黄(もえぎ)色で唐草と竜および宝尽くしを細かく織り出した緞子。

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大辞林 第三版の解説

じゅこうどんす【珠光緞子】

〔村田珠光が愛用したことから〕
名物裂ぎれの一。濃い花色を経たて糸に、渋い萌黄もえぎを緯よこ糸に用いて、唐草・竜・宝づくしなどの文様を織り出した繻子しゆす織物。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

珠光緞子
じゅこうどんす

名物裂(めいぶつぎれ)の一つ。茶祖村田珠光(1423―1502)が愛用したと伝えられる裂。今日この名でよばれる名物緞子には幾種かあるが、いずれも濃い縹(はなだ)地に細蔓(つる)の花唐草(からくさ)と、その唐草に溶け込むような(みずち)が、金茶あるいは白と浅葱(あさぎ)の緯糸(よこいと)で織り出されている。地合いは一般に経(たて)五枚繻子(しゅす)地、文様は裏繻子組織によっているが、この緞子の本歌と伝えられる松屋肩衝(かたつき)茶入れ(根津美術館蔵)の仕覆(しふく)〈竜三瓜緞子〉は、平地の浮文織となっている。名物緞子のなかでも古様な渋い品格を示す裂で、製作期も中国の元末~明(みん)初にあてられる。類裂に紹鴎(じょうおう)緞子があり、すこし時代の下ったものに宗悟(そうご)緞子がある。[小笠原小枝]

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