名物裂(めいぶつぎれ)の一つ。茶祖村田珠光(1423―1502)が愛用したと伝えられる裂。今日この名でよばれる名物緞子には幾種かあるが、いずれも濃い縹(はなだ)地に細蔓(つる)の花唐草(からくさ)と、その唐草に溶け込むような螭竜(みずち)が、金茶あるいは白と浅葱(あさぎ)の緯糸(よこいと)で織り出されている。地合いは一般に経(たて)五枚繻子(しゅす)地、文様は裏繻子組織によっているが、この緞子の本歌と伝えられる松屋肩衝(かたつき)茶入れ(根津美術館蔵)の仕覆(しふく)〈竜三瓜緞子〉は、平地の浮文織となっている。名物緞子のなかでも古様な渋い品格を示す裂で、製作期も中国の元末~明(みん)初にあてられる。類裂に紹鴎(じょうおう)緞子があり、すこし時代の下ったものに宗悟(そうご)緞子がある。
[小笠原小枝]
《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...
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