日本歴史地名大系 「生名村」の解説
生名村
いきなむら
生名島の初見は、保元三年(一一五八)一二月三日の官宣旨(石清水文書)である。その中に、石清水八幡宮領の伊予国分として「石城島 生名島 佐島 味酒郷」が記されている。おそらく隣島東寺領
慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の越智郡の項に「生名村 日損所、柴山有」とみえ、村高は六四石八升六合の小村である。
生名村
いきなむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報