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生月島 イキツキシマ

デジタル大辞泉の解説

いきつき‐しま【生月島】

長崎県北西部、平戸(ひらど)島北西にある南北に細長い島。平戸市に属する。面積16.6平方キロメートル、最高点は番岳(ばんだけ)の286メートル。平成3年(1991)、生月大橋平戸島と結ばれた。西岸海食による断崖が多く、玄武岩柱状節理が見られる。特に塩俵の断崖は有名。東岸は緩やかな斜面で湧水があり、それに沿って集落・溜池がある。棚田があり、牧牛も盛ん。近海は好漁場。西海岸一帯西海(さいかい)国立公園の一部。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

生月島

長崎県西北端の島。玄界灘東シナ海が合流する漁業の適地で、江戸時代捕鯨で知られた。明治時代からイワシやアジ、サバが中心となり、巻き網漁業が発展。長崎県市町村民経済計算によると、91年度の町民総生産約250億円のうち124億円を水産業が占める。減船が進んだ合併前の04年度は総生産約158億円、うち水産業44億円と急激に経済が衰退した。旧生月町は05年の合併で平戸市となった。

(2009-05-17 朝日新聞 朝刊 週刊九州)

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世界大百科事典 第2版の解説

いきつきしま【生月島】

長崎県本土の北西端,平戸島の北西に浮かぶ南北に細長い島。面積16.5km2。1島で北松浦郡生月町をなし,人口8596(1995)。基盤は第三紀層で,その上に玄武岩の溶岩台地がのる。西海岸の玄武岩の柱状節理が露出する断崖は壮観である。東部の第三紀層と玄武岩の境界には湧水帯があり,これに沿って集落と水田が開かれている。島は江戸時代に西海捕鯨の基地として栄えたが,その後イワシ揚繰(あぐり)網の導入,アジ・サバ大型きんちゃく網を経て,現在は大型まき網船団を編成して東シナ海,北海道,三陸沖合などへ出漁し,漁業が町の経済の90%を占める。

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大辞林 第三版の解説

いきつきしま【生月島】

長崎県北西部、平戸島の北にある南北に長い島。第三紀層上に番岳・山頭の火山をのせる。西岸は柱状節理の崖となり、一帯は西海さいかい国立公園。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長崎県〕生月島(いきつきしま)


長崎県平戸(ひらど)島の北西沖にある島。面積16.6km2。長崎県平戸市に属し、平戸島とは生月大橋で結ばれる。番(ばん)岳(標高286m)と山頭(やまがしら)(標高258m)の2つの火山からなる島。西海岸は海食崖(かいしょくがい)が発達し玄武岩(げんぶがん)の柱状節理(ちゅうじょうせつり)が露出する。西日本有数の遠洋巻き網漁の基地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

生月島
いきつきしま

長崎県北部、平戸(ひらど)島の北方に浮かぶ島。平戸市に属する。2005年(平成17)までは北松浦(きたまつうら)郡生月町をなしていた。辰ノ瀬戸(たつのせと)を隔てて平戸島に相対しているが、1991年(平成3)両島はそこに架橋された生月大橋で結ばれた。面積16.55平方キロメートル。島の基盤は第三紀層で、その上にアスピーテ状火山が噴出し、地すべりの繰り返しによって、火山体は北側の番岳(ばんだけ)(286メートル)と南側の山頭(やまがしら)(258メートル)とに二分されている。西岸は急崖(きゅうがい)をなし、玄武岩の柱状節理が多くみられる。東岸は緩傾斜で、第三紀層と玄武岩の境界には湧水(ゆうすい)があり、この湧水に沿って集落、溜池(ためいけ)があり、それ以下が水田に開かれているが、いまも地すべりの多発地帯をなしている。人口7934(2000)。[石井泰義]

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