痛哭(読み)ツウコク

精選版 日本国語大辞典 「痛哭」の意味・読み・例文・類語

つう‐こく【痛哭】

  1. 〘 名詞 〙 ひどく泣き叫ぶこと。非常に嘆くこと。
    1. [初出の実例]「臨死徒痛哭」(出典:艸山集(1674)二二・次拾得韻)
    2. 「痛哭(ツウコク)の声を聞き」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三)
    3. [その他の文献]〔漢書‐賈誼伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「痛哭」の読み・字形・画数・意味

【痛哭】つうこく

はげしく泣く。〔漢書、賈誼伝〕臣竊(ひそ)かに惟(おも)ふに、事勢の痛哭を爲すべき(こと)一、涕を爲すべき二、長太息を爲すべきり。

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