慨嘆(読み)ガイタン

デジタル大辞泉 「慨嘆」の意味・読み・例文・類語

がい‐たん【慨嘆/慨×歎】

[名](スル)うれいなげくこと。憤りなげくこと。「現代世相を―する」
[類語]憤慨慷慨嘆く悲嘆悲しみ傷心愁嘆痛哭哀傷感傷痛嘆嗟嘆長嘆嘆き嘆ずる嘆き明かす嘆き悲しむ

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精選版 日本国語大辞典 「慨嘆」の意味・読み・例文・類語

がい‐たん【慨嘆・慨歎】

  1. 〘 名詞 〙 嘆き心配すること。悲しんだり心配したりして気持を高ぶらせること。
    1. [初出の実例]「文安丁卯秋〈略〉愈弗慨嘆、作偈言懐」(出典:狂雲集(15C後))
    2. 「挙国慨歎する役なり。寔に非常の人なりと思はる」(出典:随筆・文会雑記(1782)附録)
    3. [その他の文献]〔王昌齢‐代扶風主人答詩〕

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