デジタル大辞泉
「嘆き」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
なげき【嘆・歎】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「なげく(嘆)」の連用形の名詞化 )
- ① 思いどおりにならなかったり、感嘆したりして、ため息をつくこと。嘆息。
- [初出の実例]「名毛伎(なけキ)せば人知りぬべみ山川のたぎつ情(こころ)をせかへてあるかも」(出典:万葉集(8C後)七・一三八三)
- ② かなしみに浸ること。かなしく思うこと。悲嘆。
- [初出の実例]「母が悲しみ、めのとがなげき、たとへんかたぞなかりける」(出典:平家物語(13C前)一二)
- ③ 切に願うこと。嘆願。
- [初出の実例]「一門はせあつまり、御不審のなげきを申あげ候べし」(出典:曾我物語(南北朝頃)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 