白鑞(読み)シロミ

デジタル大辞泉の解説

しろ‐み【白×鑞】

しろめ(白鑞)」に同じ。
白銅(はくどう)
「―の御鏡はとぎにくく侍る」〈七十一番職人歌合・中〉

しろ‐め【白×鑞/白目】

錫(すず)と鉛との、ほぼ4対1の合金細工の接着や銅合金などに使う。アンチモン砒素(ひそ)をまぜたものをいうこともある。しろみ。しろなまり。ピューター

はく‐ろう〔‐ラフ〕【白×鑞】

びゃくろう(白鑞)

びゃく‐ろう〔‐ラフ〕【白×鑞】

錫(すず)のこと。また、錫ととの合金。しろめ。はくろう。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しろ‐み【白鑞】

〘名〙
い銅。白銅のこと。〔日葡辞書(1603‐04)〕

はく‐ろう ‥ラフ【白鑞】

びゃく‐ろう ‥ラフ【白鑞】

〘名〙
① 錫(すず)をいう。〔爾雅‐釈器〕
② 錫四、鉛一の合金。しろめ。
※続日本紀‐文武二年(698)七月乙亥「伊予国献白

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世界大百科事典内の白鑞の言及

【鑞付】より

…銀鑞の場合は600~900℃で物理的性質が良い。軟鑞は普通はんだ,白鑞と称され,スズ(錫)と鉛の合金をいい融点は180~300℃で物理的性質が悪いが,手軽に接合できるので多く用いられ,われわれの周囲にもよく見うけられる。硬鑞には金鑞,銀鑞,シンチュウ(真鍮)鑞,洋銀鑞,四分一(しぶいち)鑞,赤銅鑞,サハリ鑞,銅鑞などがあり,古くは銀鑞が使用された。…

※「白鑞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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