コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

皇族費 コウゾクヒ

デジタル大辞泉の解説

こうぞく‐ひ〔クワウゾク‐〕【皇族費】

皇室費の一。皇族としての品位保持のに充てるために国庫から毎年支出される費用のほか、皇族が初めて独立の生計を営むとき、または皇族の身分を離れるさいに支出される一時金がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

皇族費

皇室経済法により、皇族には「品位保持の資にあてるため」、皇族費が国費から支出される。宮家当主として独立の生計を営む親王には2011年度で年3050万円。親王妃は半額の1525万円。直系のお子さまの親王や内親王には、成年したら当主の10分の3、未成年の間は10分の1と規定され、その合計から宮家に私的に仕える侍女らの人件費も賄っている。11年度の皇族費は総額2億8823万円。皇族が新たな宮家を設けて独立する際は年額の2倍が一時金として支給される。秋篠宮さまご結婚の際は5420万円だった。

(2011-12-04 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

百科事典マイペディアの解説

皇族費【こうぞくひ】

皇室費一種。皇族の品位を保つために皇族に与えられる年金,および皇族が初めて独立して生計を営む際または皇族がその身分を離れる際に与えられる一時金をいう。国庫から支出され所得税は課せられない。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

こうぞくひ【皇族費】

皇室費の一種で、皇族としての品位保持の資にあてるため国庫から支出する費用。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の皇族費の言及

【皇室】より

…また,皇室財政の民主化を目的として,憲法は皇室財産をすべて国有化するとともに,皇室費用はすべて予算に計上することによって国会の統制を認めた(88条)。皇室財政に関する基本法である〈皇室経済法〉(1947公布)は,皇室費用を,公金として宮内庁が経理し儀式費などにあてられる宮廷費,天皇,皇太子など内廷にある皇族の日常費用などにあてられる内廷費,皇族の品位保持などにあてられる皇族費に区分している。そして,再度皇室に財産が蓄積されたり,特定者と皇室が経済的に結合することを防止するために,憲法は皇室の財産授受を国会による統制の下においており(8条),その詳細については皇室経済法が規定している。…

※「皇族費」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

皇族費の関連キーワード皇室経済会議皇室経済法皇室

今日のキーワード

コペルニクス的転回

カントが自己の認識論上の立場を表わすのに用いた言葉。これまで,われわれの認識は対象に依拠すると考えられていたが,カントはこの考え方を逆転させて,対象の認識はわれわれの主観の構成によって初めて可能になる...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

皇族費の関連情報