皮膚科用剤(読み)ヒフカヨウザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版の解説

皮膚科用剤とは


 皮膚にはさまざまな病気が生じます。皮膚病の治療は、病変部に直接薬を塗ったり、ったりする外用療法が中心になりますが、体の内部に原因があっておこった皮膚病の場合は、内服剤や注射剤が必要になることがあります。


 外用療法に用いる薬を外用剤がいようざいまたは外皮用剤がいひようざいといい、含まれる成分によっていろいろな種類があり、病気に応じて使い分けられています。


 皮膚の炎症、かゆみ、痛みの治療に用いる外用副腎皮質がいようふくじんひしつホルモン剤外用非ステロイド抗炎症剤外用酵素剤抗アレルギー外用剤、皮膚のきずや化膿かのう、皮膚におこる感染症の治療に使用する外用抗生物質外用抗真菌剤こうしんきんざい外用合成抗菌剤、打撲、凍傷、神経痛などの治療に使用するパップ剤引赤発泡剤いんせきはっぽうざい)、角化症かくかしょう(皮膚が硬くなる病気)に使用される角化症治療剤、色素異常の治療に用いられる尋常性白斑治療剤じんじょうせいはくはんちりょうざい、けがなどで損傷された皮膚組織を修復するのに用いるアルクロキサ製剤、円形脱毛症の治療に使われるセファランチン製剤などがあります。


外用副腎皮質ホルモン剤


外用抗生物質


外用抗真菌剤


外用合成抗菌剤


外用非ステロイド抗炎症剤


パップ剤(引赤発泡剤)


尋常性白斑治療剤


角化症治療剤


抗アレルギー外用剤


外用消炎剤


セファランチン製剤


フィナステリド製剤


ジアフェニルスルホン製剤


精製白糖・ポビドンヨード製剤


消炎酵素剤


ブクラデシンナトリウム製剤


トレチノイントコフェリル製剤


尿素製剤


アトピー性皮膚炎治療剤


痤瘡治療剤


皮膚軟化剤


外用サルファ剤


爪白癬治療剤


尋常性乾癬治療剤

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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