日本歴史地名大系 「直島町」の解説 直島町なおしまちよう 香川県:香川郡直島町面積:一四・二六平方キロ備讃瀬戸に浮ぶ直島諸島のうち、男木(おぎ)島・女木(めぎ)島(現高松市)を除く諸島からなる。ただし北東端の井(い)島の北半は岡山県玉野市。現在、人が居住しているのは直島本島のほか向(むかえ)島・家(え)島・屏風(びようぶ)島・牛(うし)ヶ首(くび)島・井島の六島(ただし井島の直島町域に人家はない)で、世帯数一千六三九・人数四千八六八(昭和六三年三月現在)。距離的には玉野市に近く宮(みや)ノ浦(うら)からのフェリー所要時間は玉野市宇野(うの)港へ約二〇分、高松港へ約六〇分。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直島町」の意味・わかりやすい解説 直島〔町〕なおしま 香川県北部,備讃諸島の直島を中心に,向島,荒神島,葛島,井島南部など大小 26の島々を含む町。 1954年町制。直島,向島,屏風島以外は無人島。 1917年,直島北端に銅,スズ,鉛などの製錬所が設置されて発展。煙害による荒れ地も現在では回復した。各島とも花崗岩類の山地で,ハマチ,タイの養殖漁業が行われる。中世まで水軍の根拠地。史跡喜兵衛島塩田遺跡があるほか,古墳や祭祀跡が多くみられる。町域の一部は瀬戸内海国立公園に属する。宇野と高松を結ぶフェリーが寄港する。面積 14.22km2(境界未定)。人口 3103(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by