デジタル大辞泉
「直路」の意味・読み・例文・類語
ただ‐じ〔‐ぢ〕【▽直路/▽直▽道】
《古くは「ただち」》
1 目的の所へまっすぐ行く道。
「妹に逢はむと―から我は来つれど」〈万・二六一八〉
2 物事の正しい筋道や、なりゆき。
「しかと―はしらねども」〈浄・花洛受法記〉
ちょく‐ろ【直路】
まっすぐな道。また、二点間の最短の道。
「西洋より東洋に航する所の―」〈村田文夫・西洋聞見録〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ひた‐みち【直路・直道】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① まっすぐな道。すぐみち。
- [初出の実例]「直通(ひたみち)の義を取りて、名称と為り」(出典:常陸風土記(717‐724頃)総記)
- ② 一本のまっすぐな線状のもの。ひとすじ。
- [初出の実例]「思ひやる心は立ちも後れじをただひたみちの烟とや見し」(出典:和泉式部集(11C中)下)
- [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙
- ① ただ一つのことを行なうさま。一途であるさま。ひとみち。
- [初出の実例]「一道(ヒタミチ)に志(こころさし)て」(出典:続日本紀‐天平神護二年(766)一〇月二〇日・宣命(明暦版訓))
- ② 程度が完全なさま。
- [初出の実例]「ひたみちに若び給へり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)
- ③ ただ一つの方向に進むさま。まっすぐに進むさま。
- [初出の実例]「路無き原を直道(ヒタミチ)に」(出典:海潮音(1905)〈上田敏訳〉象)
ただ‐じ‥ぢ【直路・直道】
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「ただち」 )
- ① 障害もなく回り道をしないで、目指すところへ行ける道。「夢の直道」の形では、夢でたどる道、夢の中のことをいう。→夢のただじ。
- [初出の実例]「月夜よみ妹に逢はむと直道(ただち)からわれは来つれど夜そふけにける」(出典:万葉集(8C後)一一・二六一八)
- ② 転じて、ものの正しい筋道。正道。また、事の経路。事のなりゆき。いきさつ。
- [初出の実例]「理一と云は、中庸の理のたたちなる者也」(出典:応永本論語抄(1420)衛霊公第一五)
じき‐ろヂキ‥【直路】
- 〘 名詞 〙 =じきどう(直道)①
- [初出の実例]「仏道の直路(ぢきろ)すべて入門を知らず」(出典:栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)下)
ちょく‐ろ【直路】
- 〘 名詞 〙 まっすぐなみち。また、ちかみち。直道。じきろ。
- [初出の実例]「彌陀来迎の直路なれば」(出典:謡曲・山姥(1430頃))
- [その他の文献]〔書経疏‐益稷〕
すぐ‐じ‥ぢ【直路】
- 〘 名詞 〙 まっすぐなみち。また、まっすぐに歩くこと。ただじ。すぐみち。
- [初出の実例]「いかにせんすくちはゆかであしがらやよこはしりする人のこころを〈源仲正〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)三六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「直路」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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