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省諐録 せいけんろく

大辞林 第三版の解説

せいけんろく【省諐録】

随想録。一巻。佐久間象山著。1854年成立、71年刊。吉田松陰密航事件に連座した象山が獄中で海防問題と外国技術の導入を論じたもの。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

せいけんろく【省諐録】

幕末の思想家佐久間象山の著書。1854年(安政1)成稿。象山は54年に弟子吉田松陰の密航失敗に連坐して,江戸で投獄されたが,本書獄中感懐を出獄後に筆記したものである。内容は多岐にわたるが,それまで海防問題に専心し,海外事情に関する知識の普及と西洋科学技術の導入に奔走してきた自己の思想と行動の正当性を主張した部分が中心をなす(題名はあやまちを省みる記録という意味)。有名な〈東洋道徳・西洋芸術〉の言葉も本書に出ている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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