眺め遣る(読み)ナガメヤル

デジタル大辞泉 「眺め遣る」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐や・る【眺め遣る】

[動ラ五(四)]はるか遠くを眺める。また、その方向へ目を向けて見る。「空のかなたを―・る」「物音のする方を―・る」
[類語]見る眺める見遣みや目を遣る目をれる見詰める見入る見据えるにらむ認める凝視する熟視する注視する注目する見掛ける目撃する目にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眺め遣る」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐や・る【眺遣】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 物思いに沈んだり感情をこめたりしながら遠くを見やる。はるかに思いをはせながら、そちらの方を見やる。
    1. [初出の実例]「かの女は大和のかたをながめやりて」(出典:阿波国文庫旧蔵本伊勢物語(10C前)二三)
  3. 遠くの対象を見やる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android