瞳孔の大きさを散大させたり縮小させたりする反射。瞳孔は虹彩の中心にある小孔で,その大きさは瞳孔を環状にとりまく瞳孔括約筋と放射状に走る瞳孔散大筋の作用によって変化する。瞳孔反射は主として,光の強さに応じて瞳孔の大きさを変える対光反射をいうが,ほかに近くをみると瞳孔が縮小する近見反射や,精神的興奮や痛み刺激で散大する反応もある。対光反射は次のような機序で起こる。すなわち,瞳孔から入った光は網膜で神経のインパルスに変換され,一定の情報処理がされた後,中脳の視蓋前域に送られる。ここから出た信号は動眼神経核の瞳孔括約筋の収縮を制御しているニューロンに伝えられ,さらにエディンガー=ウェストファル核とよばれる運動ニューロンから毛様神経核を介して,瞳孔括約筋に伝えられる。一方,瞳孔散大筋には中脳の橋で処理された信号が,脊髄さらに胸髄の中枢,交感神経を経て伝えられる。瞳孔反射は脳の死とともに消失するため,死の認定の一つの指標とされる。
→瞳孔 →反射
執筆者:塚原 仲晃
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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