石薬師(読み)イシヤクシ

デジタル大辞泉 「石薬師」の意味・読み・例文・類語

いしやくし【石薬師】

三重県鈴鹿市地名。もと東海道五十三次宿駅石仏薬師如来をまつる石薬師寺がある。

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精選版 日本国語大辞典 「石薬師」の意味・読み・例文・類語

いしやくし【石薬師】

(真言宗東寺派石薬師寺があるので名づけられた) 三重県鈴鹿市の地名。東海道五十三次の四日市庄野の間にあった旧宿駅、高富里(たかとみのさと)大木

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「石薬師」の意味・わかりやすい解説

石薬師
いしやくし

三重県北部、鈴鹿市(すずかし)の一地区江戸時代に東海道五十三次の45番目の宿駅となった。いまも古い街並みにおもかげを残す。石に刻んだ薬師仏本尊とする石薬師寺があるところから宿駅名とされた。石薬師小学校の北に小沢本陣跡があり、南側にはこの地区出身の国文学者佐佐木信綱の記念館がある。国道1号が通じる。

[編集部]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石薬師」の意味・わかりやすい解説

石薬師
いしやくし

三重県北部,鈴鹿市北部の地区。旧村名。近世には東海道宿場町として栄えた。現在も一里塚や古い家並みが残る。地名は,弘法大師の作といわれる高さ 2.25mの薬師如来像を本尊とする石薬師寺 (高富山西福寺) があることに由来歌人佐佐木信綱生地

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事典・日本の観光資源 「石薬師」の解説

石薬師

(三重県鈴鹿市)
東海道五十三次指定の観光名所。

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