飲み物がわかる辞典 「碁石茶」の解説 ごいしちゃ【碁石茶】 高知県大豊町で独特の製法で作られる日本茶。後発酵茶の一種。夏場に成長した葉を摘み、蒸した後、むしろをかけてかびによる一次発酵、桶に詰めて乳酸菌による二次発酵を行い、3cm角程度に切って天日乾燥する。水色(すいしょく)は褐色で、酸味が特徴。乳酸菌とカテキンが豊富に含まれているため、近年は便秘改善、コレステロール値の低下など、体質改善の効能が注目されている。◇発酵した茶葉は黒く、乾燥の際、むしろの上に並べた様子が黒い碁石のようにみえることから。 出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報
事典 日本の大学ブランド商品 「碁石茶」の解説 碁石茶 [飲料]高知大学(高知県高知市)の大学ブランド。長岡郡大豊町にのみ製法が伝えられている醗酵茶。医学部附属病院で機能性や薬理効果について評価研究され、高脂血症や動脈硬化症の予防に有効であることがわかった。「本場の本物」認定品。価格は、2940円(税込)。高知大学発ベンチャー企業の株式会社ヘルシースマイル(高知市)取り扱い。(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。 出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報
栄養・生化学辞典 「碁石茶」の解説 碁石茶 後発酵茶の一つで,高知地方で主に生産される.茶葉を蒸し1週間ほど堆積したあと,桶の中で微生物により発酵させ乾燥して製品とする. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報