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磐梯式噴火 ばんだいしきふんか

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磐梯式噴火
ばんだいしきふんか

山体崩壊を主とする噴火形式の一つ。1888年に起こった磐梯山の爆発のように,長期間休止していた火山が水蒸気爆発を起こし,火山体を構成していた岩石を放出して山体崩壊を引き起こす。新しいマグマの噴出はない。

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百科事典マイペディアの解説

磐梯式噴火【ばんだいしきふんか】

1888年7月15日に起こった磐梯山の爆発によって代表される特殊な噴火形式。長く活動を休止して火口道が閉じられていた火山に起こる水蒸気爆発で,溶岩は全く見られず,水蒸気を主とする火山ガスと火山体の破片だけが放出される。
→関連項目噴火

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

磐梯式噴火
ばんだいしきふんか

福島県磐梯山の1888年(明治21)7月15日の水蒸気爆発を典型とする特殊な噴火形式。長い休眠で火道が閉じられていた火山で、おもに地下水が熱せられて生じた水蒸気により、山体を破壊して既存の岩石土砂を噴出し、マグマから直接由来した新溶岩は出さない。この磐梯山の噴火は1082年ぶりで、数日前から弱い地震が感じられ、数十分前から鳴動や強震が連続しただけで、突発し、かつ、わずか2時間内に約20回激烈な爆発を反復して、終息した。山体北部の小磐梯山が崩壊し、岩屑(がんせつ)流で惨害(死者461人)を出した。また、この種の爆発によるものとしては例外的に大きい、直径2キロメートルものカルデラを生じた。[諏訪 彰]

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