神戸ビーフ(読み)コウベビーフ(英語表記)KOBE BEEF

デジタル大辞泉 「神戸ビーフ」の意味・読み・例文・類語

こうべ‐ビーフ〔かうべ‐〕【神戸ビーフ】

兵庫県で生産される但馬牛たじまぎゅううち一定品質基準を満たすもの。銘柄牛肉一つ松阪牛近江牛と並んで日本三大和牛に数えられる。神戸肉神戸牛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「神戸ビーフ」の解説

神戸ビーフ

日本のブランド和牛の一つ。兵庫県産和牛の但馬牛を、ブランド認定団体である「神戸肉流通推進協議会」の登録会員(生産者)が肥育して、兵庫県下の食肉センターで肉に出荷した未経産牛・去勢牛のうち、枝肉格付等が厳密な基準に達したものが「神戸ビーフ」を名乗れる。神戸ビーフの定義は昭和58年9月に神戸肉流通推進協議会によって定められ、その後、改定が行われた。14年7月8日、欧州連合(EU)に初めて輸出されることとなった。14年6月にEUが日本産牛肉の輸入解禁を決めたことから、ヨーロッパへの輸出が実現した。香港米国など5カ国・地域に続く輸出開始となった。

(2014-7-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「神戸ビーフ」の解説

神戸ビーフ

但馬牛をもと牛として、兵庫県で肥育された黒毛和種の牛肉のうち、一定の基準を満たしたもの。歩留等級AまたはB、BMSは6以上。「神戸肉」に同じ。「KOBE BEEF」とも表記する。地域団体商標。厳しい認定基準による高品質で知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android