日本歴史地名大系 「福満寺」の解説
福満寺
ふくまんじ
「東筑摩郡村誌」の
寺伝では仁明天皇の代、役行者の開基で、伝教大師の弟子慈覚大師の建立といい、また天永三年(一一一二)真海法師の創建ともいわれている。相当の大寺であったことは付近にある寺堂の跡や地名などでもわかり、藤原時代から鎌倉時代にかけての仏像が現存する。
福満寺
ふくまんじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報