デジタル大辞泉 「空しい」の意味・読み・例文・類語 むなし・い【▽空しい/▽虚しい】 [形][文]むな・し[シク]1 空虚である。内容がない。「―・い言葉」2 無益である。むだである。かいがない。「―・く時が過ぎる」「奮闘―・く敗退する」3 かりそめである。はかない。「―・い世の中」4 (「己をむなしゅうする」などの形で)我欲・先入観などを捨てる。「心を―・くして対処する」→己を虚しゅうする5 事実無根である。根拠がない。「―・しき事にて人の御名やけがれむ」〈源・少女〉6 死んで魂がない。「跡の妻子共、今一度―・しき貌かたちをもさこそ見度く思ふらめとて」〈太平記・一六〉[派生]むなしさ[名][類語]はかない・虚無 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例