日本大百科全書(ニッポニカ) 「竜頭滝」の意味・わかりやすい解説 竜頭滝りゅうずがたき 島根県中部、雲南(うんなん)市掛合町松笠(かけやちょうまつかさ)にある滝。竜頭が滝、竜頭ヶ滝とも表記。三刀屋(みとや)川の上流、滝谷(たきだに)川にあり、落差は40メートル。滝の周囲は老杉が多い。滝の裏側には観音を祀(まつ)る岩屋があり、この眺めを裏見の滝という。源平合戦の宇治川先陣争いで活躍した佐々木高綱の名馬池月(いけづき)はこの滝に当たって成長したという伝説がある。竜頭八重滝(やえだき)県立自然公園に属する。[野本晃史][参照項目] | 宇治川の戦い | 掛合 | 佐々木高綱 竜頭滝 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竜頭滝」の意味・わかりやすい解説 竜頭滝りゅうずのたき 栃木県北西部,湯川が戦場ヶ原南部につくった滝。戦場ヶ原を流れてきた湯川が,男体山の溶岩の急斜面を高さ数十mにわたり,急流となって落ちる。付近はツツジや紅葉が美しい。滝の上下を国道 120号線が縦断する。日光国立公園に属する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by