1947年に和歌山県でカツオ漁船として建造され、その後、遠洋漁業用のマグロ漁船に改造された。54年3月1日、操業中にマーシャル諸島ビキニ環礁で米国の水爆実験に遭遇。乗組員23人が被ばくし、半年後に久保山愛吉さんが亡くなった。その後は水産大の練習船として使用され、67年に廃船に。東京・夢の島の周囲の海に捨てられていたが、市民から保存を求める声が高まり、76年に夢の島で開館した第五福竜丸展示館に保存されている。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
…また地下爆発では大規模な核実験は行えないともいわれていたが,実験孔を掘る技術の進歩などによって,アメリカはアムチトカ島で69年10月に1.5Mt,71年11月には5Mtの地下核実験を行った。 1954年3月1日,アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験では,爆発地点から150kmも離れたところで操業していた日本のマグロ延縄(はえなわ)漁船〈第五福竜丸〉が大量の放射性降下物をあびて,乗組員23人全員がひどい放射線障害を起こし,半年後に無線長の久保山愛吉が死亡するという事件が起こった(ビキニ水爆実験)。さらに続けられた核実験によって,多数の漁船や漁獲物が放射能に汚染されていることが明らかになった。…
※「第五福竜丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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