米沢織(読み)ヨネザワオリ

デジタル大辞泉 「米沢織」の意味・読み・例文・類語

よねざわ‐おり〔よねざは‐〕【米沢織】

山形県米沢地方から産出する織物総称江戸時代、藩主上杉鷹山うえすぎようざんの産業奨励により始まった。つむぎ縮緬ちりめん黄八丈袴地はかまじ糸織紋織などがある。

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精選版 日本国語大辞典 「米沢織」の意味・読み・例文・類語

よねざわ‐おりよねざは‥【米沢織】

  1. 〘 名詞 〙 山形県米沢地方から産出する絹織物。米沢藩主上杉治憲(鷹山)の殖産興業策の一つとして、越後国新潟県)から技術導入をはかったことに始まる。糸織、綾織節織、紋織、黄八丈、袴地帯地など。米沢。

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「米沢織」の解説

米沢織[染織]
よねざわおり

東北地方、山形県の地域ブランド
山形県米沢市内産の織物(畳べり地を除く)。9代米沢藩主・上杉鷹山が藩の財政を建て直すため産業振興に力を注ぎ、女性たちに織物を修得させたのがその発祥越後から縮みの技術が導入されて発展した。2007(平成19)年2月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5026436号。地域団体商標の権利者は、米沢織物工業組合。

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