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粉ひき(粉挽き) こなひき

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世界大百科事典 第2版の解説

こなひき【粉ひき(粉挽き)】

ヨーロッパにおいては,古代ギリシアローマ時代以前から,主食はパンと大麦,小麦の粥などであったから,製粉の技術と組織は日常生活のなかで大きな位置を占めていた。すでに旧約聖書の《申命記》には〈ひきうす,またはその上石を質にとってはならない。これは命をつなぐものを質にとることだからである〉(24:6)とある。水車の技術はすでに古代から知られていたといわれるが,それが普及したのは中世に入ってからである。奴隷労働力が豊かにあった古代世界では人力を節約する必要はなく,むしろ飢えた大衆に仕事を与えなければならなかったから,水車の発明も実用化の社会的需要をもっていなかったのである。

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世界大百科事典内の粉ひき(粉挽き)の言及

【賤民】より


[ヨーロッパ]
 ヨーロッパにおける賤民の系譜は,古代世界を別にすれば,初期中世の〈人間狼(人狼)Werwolf〉までさかのぼることができる。人間狼とは,氏族団体(ジッペ)の平和を乱す夜間の殺人,放火などを犯した人間が,氏族団体から追放されるとき(平和喪失)に呼ばれた名称である。平和喪失を宣告された者は死者とみなされ,その妻は未亡人,子は孤児とされる。氏族団体から追われた者は人間世界のなかに住むことを禁じられ,森のなかに入ってゆくが,彼らすべてが森のなかでのたれ死したわけではない。…

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