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紀州犬 きしゅういぬ Kishu dog

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

紀州犬
きしゅういぬ
Kishu dog

イヌの1品種。三重,和歌山両県を主産地とする中型の日本犬。非常に勇猛かつ頑健で,おもにイノシシ,シカ猟に使われるが,番犬にもなる。系統的に熊野系,日高系,三重系に大別される。体高は雄 49~55cm,雌 46~51cm。

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デジタル大辞泉の解説

きしゅう‐いぬ〔キシウ‐〕【紀州犬】

日本犬の一。和歌山・三重地方に産する。中形で、毛色は主に白。頭は幅広く、首・尾も太い。感覚・動作とも鋭敏。猟犬・番犬用。

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犬&猫:ペットの品種がわかる事典の解説

きしゅういぬ【紀州犬】

紀州地方(和歌山県・三重県)原産の中型犬。全体は白色。イノシシ狩りに使われた猟犬である。天然記念物JKCでは、第5グループ(原始的な犬・スピッツ)に分類する。◇品種の英名はKishu。

出典|講談社
(C)Kodansha 2010.
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世界大百科事典 第2版の解説

きしゅういぬ【紀州犬】

原産地が三重県,和歌山県の獣猟犬。産地は奈良県にも及び,かつては地域により大内山犬,熊野犬,太地(たいじ)犬,那智犬,日高犬などと呼ばれたが,現在は紀州犬に統一された。勇猛,精悍(せいかん)でスピードに富み,イノシシ猟を得意とするイノシシ犬と,軽快でシカ,カモシカ猟を得意とするシカ犬の二つのタイプに分けられる。狩猟では〈犬8分に射手2分〉といわれ,イヌの働きと能力に大きなウェイトがかけられている。毛色は〈一白,二赤,三斑(ぶち),四胡麻(ごま)〉といわれ,白が最も好まれる。

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大辞林 第三版の解説

きしゅういぬ【紀州犬】

イヌの一品種。和歌山県・三重県原産。体高45~50センチメートル。頭部がやや大きく、頰のあたりがふっくらとしている。猟犬・番犬として用いられる。天然記念物。

出典|三省堂
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知恵蔵miniの解説

紀州犬

和歌山県の土着犬を品種固定した日本犬の一種。平均的体重はオス20キロ、メス17キロで、日本で最も飼育数が多い日本犬「柴犬」の約2倍の大きさ。被毛は全身白がほとんどであり、三角の立ち耳、細く三角の褐色目、がっちりとした体格で、典型的な日本犬の容貌。もともと猟犬であり、勇猛果敢で攻撃的、頑強。気性は荒いが、無駄吠えが少なく、躾を施せばすぐれた家庭犬となる。1934年5月1日、文部省(現・文部科学省)により天然記念物の指定を受けた。

(2013-2-13)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

紀州犬
きしゅうけん

哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜であるイヌの1品種で、中形の日本在来犬。和歌山県、三重県地方でイノシシ、シカなど大形獣の猟犬として用いられてきた。毛色は、かつては赤、胡麻(ごま)、白などがみられたが、白毛の優秀な種犬を得てからは、有色犬はきわめて少数となり、ほとんどが白色犬となった。耳は小さく前傾して立ち、尾は巻き尾または差し尾。頭部はよく発達し、頬(ほお)の張りもよく、躯幹(くかん)の筋腱(きんけん)もよく発達している。猟犬としての性能のほか、一般家庭犬としての訓練性能もよく、多くの愛好者をもつ。体高は46~55センチメートル、体重15~20キログラムほどである。1934年(昭和9)に国の天然記念物の指定を受けている。なお本犬種のなかには、後肢の内側に過剰趾(し)を生ずるものがときどきみられる。これを猟師は岩懸(いわがけ)と称し、険しい崖(がけ)地を登るのに有利としてきた。しかし、家庭犬では普通子イヌのときに切除する。[増井光子]
『愛犬の友編『犬種別シリーズ 紀州犬』(1989・誠文堂新光社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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