終始一貫(読み)シュウシイッカン

デジタル大辞泉 「終始一貫」の意味・読み・例文・類語

しゅうし‐いっかん〔‐イツクワン〕【終始一貫】

[名](スル)態度状態などが、始めから終わりまでずっと変わらないこと。「終始一貫して主張を曲げない」
[類語]徹する貫く一貫終始貫徹通す押し通す押し切る徹底首尾一貫

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精選版 日本国語大辞典 「終始一貫」の意味・読み・例文・類語

しゅうし‐いっかん‥イックヮン【終始一貫】

  1. 〘 名詞 〙 始めから終わりまで、態度や行動などを変えないでつらぬきとおすこと。副詞的にも用いる。終始一徹。
    1. [初出の実例]「伯の意見は之を以て終始一貫したるものの如し」(出典:海舟勝伯(1899)〈田口卯吉〉)

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四字熟語を知る辞典 「終始一貫」の解説

終始一貫

始めから終わりまで、態度や行動などを変えないでつらぬきとおすこと。

[活用] ―する。

[使用例] 画壇的には終始一貫孤立派として過したと言ってよく、それがために彼の伝記資料の蒐集は到るところに大きい困難と支障を伴った[井上靖*ある偽作家の生涯|1951]

[使用例] 友子の、ものの考え方の純粋性の中にある何か観念的な傾向が、終始一貫しているようにおもわれた[佐多稲子*秋のうた|1961]

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