コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

友子 ともこ

6件 の用語解説(友子の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

友子
ともこ

江戸時代から近代まで続いた鉱山労働者 (坑夫) の組合制度による一種の身分で,掘子 (ほりこ) などの見習い修業を経て初めて友子として取立てられた。友子になると,自助的な共済組織である友子同盟の成員として認められ,傷害,不具,廃疾などの場合,扶助,救済を受けることができた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

とも‐こ【友子】

ともだち。友人。
「―友達への面(つら)づくだ」〈滑・浮世風呂・四〉
[補説]書名別項。→友子

ともこ【友子】[書名]

高橋揆一郎の小説。平成3年(1991)刊。翌年、第11回新田次郎文学賞受賞。友子は炭鉱労働者の共済組織のこと。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

友子【ともこ】

鉱山労働者の相互扶助組織。落盤,珪肺(けいはい)等の職業病や閉山の不安にさらされた生活を背景に,江戸中期にはすでに成立,やがて全国的規模に成長した。技能伝授の機能を果たすとともに,傷病への救済や失業者の就職斡旋(あっせん)等を行い,坑夫の移動時には友子同士が一宿一飯を供する仁義が守られた。
→関連項目親分・子分

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ともこ【友子】

坑夫の構成する,技能養成と自助的救済を目的とした集団。金属鉱山を中心に,一部は石炭山にも見いだすことができた。最近では歴史的な研究が進み,江戸末期にはすでに組織だった形をとっていたことが立証されているが,起源は必ずしも明らかではなく,おおむね江戸中期には成立していたと考えられる。その機能は三つに分けて考えることができる。第1は技能伝授で,友子に加入すると特定熟練坑夫との間に親分・子分,兄分・弟分等の杯のやりとりをし,子分,弟分は親分,兄分から技術を修得するとともに,鉱山の共同生活を行ううえでなにかと庇護を受けた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ともこ【友子】

ともだち。仲間。 「 - ・友達が手木前で輿樗きやりをやらかして呉れやうもんなら/滑稽本・浮世床

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

友子の関連キーワード自助ウリジン坑夫養成救済権自助論細胞骨格タンパク質国内的救済の原則自力的救済他力的救済

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

友子の関連情報