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友子 ともこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

友子
ともこ

江戸時代から近代まで続いた鉱山労働者 (坑夫) の組合制度による一種の身分で,掘子 (ほりこ) などの見習い修業を経て初めて友子として取立てられた。友子になると,自助的な共済組織である友子同盟成員として認められ,傷害,不具,廃疾などの場合,扶助,救済を受けることができた。

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デジタル大辞泉の解説

とも‐こ【友子】

ともだち。友人。
「―友達への面(つら)づくだ」〈滑・浮世風呂・四〉
[補説]書名別項。→友子

ともこ【友子】[書名]

高橋揆一郎の小説。平成3年(1991)刊。翌年、第11回新田次郎文学賞受賞。友子は炭鉱労働者の共済組織のこと。

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百科事典マイペディアの解説

友子【ともこ】

鉱山労働者の相互扶助組織。落盤,珪肺(けいはい)等の職業病や閉山の不安にさらされた生活を背景に,江戸中期にはすでに成立,やがて全国的規模に成長した。技能伝授の機能を果たすとともに,傷病への救済や失業者の就職斡旋(あっせん)等を行い,坑夫の移動時には友子同士が一宿一飯を供する仁義が守られた。
→関連項目親分・子分

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世界大百科事典 第2版の解説

ともこ【友子】

坑夫の構成する,技能養成と自助的救済を目的とした集団。金属鉱山を中心に,一部は石炭山にも見いだすことができた。最近では歴史的な研究が進み,江戸末期にはすでに組織だった形をとっていたことが立証されているが,起源は必ずしも明らかではなく,おおむね江戸中期には成立していたと考えられる。その機能は三つに分けて考えることができる。第1は技能伝授で,友子に加入すると特定熟練坑夫との間に親分子分兄分弟分等の杯のやりとりをし,子分,弟分は親分,兄分から技術を修得するとともに,鉱山の共同生活を行ううえでなにかと庇護を受けた。

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大辞林 第三版の解説

ともこ【友子】

ともだち。仲間。 「 - ・友達が手木前で輿樗きやりをやらかして呉れやうもんなら/滑稽本・浮世床

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