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終活 シュウカツ

デジタル大辞泉の解説

しゅう‐かつ〔‐クワツ〕【終活】

《「就活」のもじり。「終末活動」の略か》人生の終末を迎えるにあたり、延命治療や介護、葬儀相続などについての希望をまとめ、準備を整えること。→エンディングノート遺言信託
[補説]平成21年(2009)に「週刊朝日」で連載された「現代終活事情」により広く知られるようになった。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

終活

残りの人生をよりよく生きるため、葬儀や墓、遺言遺産相続などを元気なうちに考えて準備する。3年前に週刊誌が使った造語。映画「エンディングノート」で一躍話題に。総務省厚生労働省の調査によると、今年4月現在、65歳以上の人口は3千万人を超え、日本の総人口の23.7%。その半数以上が高齢者だけで暮らしている。「終活の第一人者」と呼ばれる家族葬専門葬儀社(奈良県)の寺尾俊一社長は「孤立死は年間3万人を超え、縁が希薄になった今の社会だからこそ、はやるのだと思う」と話す。

(2012-10-21 朝日新聞 朝刊 横浜 1地方)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

終活
しゅうかつ

自分の人生の終末のためにする活動のこと。就職活動が「就活」と略されるのと同種の造語で、週刊誌の連載記事で初めて使われたとされる。当初は自分の葬儀や墓について生前に準備することをさしたが、ことばが定着するにつれ、医療や介護についての要望、身辺整理、遺言、相続の準備なども含まれるようになった。
 「終活」をテーマにした書籍が数多く出版され、専門のコーナーを常設している書店も多い。また、講演会や、葬儀社、石材業者、遺言・遺産相続にかかわる行政書士、介護施設など合同の「終活フェア」も開催されている。
 このような「終活」のブームともいえるような広がりの背景には、2012年(平成24)4月には65歳以上の人口が3000万人を超えて本格的な高齢化社会を迎えたこと、配偶者や家族をもたない高齢者が多くなり、また、家族の絆(きずな)が弱まって独居老人、孤立死が増えたこと、東日本大震災でみられたように年齢を問わずだれにも「不慮の死」は訪れうるということが広く再認識されたことなどがあると指摘されている。[編集部]

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