美田(読み)ビデン

デジタル大辞泉 「美田」の意味・読み・例文・類語

び‐でん【美田】

地味のよく肥えた田地。「児孫のために美田を買わず」
[補説]書名別項。→美田
[類語]水田たんぼ田地青田稲田泥田山田棚田新田本田

びでん【美田】[書名]

中村草田男の第7句集。昭和42年(1967)刊行

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精選版 日本国語大辞典 「美田」の意味・読み・例文・類語

び‐でん【美田】

  1. 〘 名詞 〙 土地が肥えたよい田地。良田
    1. [初出の実例]「一家遺事人知否、不児孫美田」(出典:逸題(19C中)〈西郷隆盛〉)
    2. [その他の文献]〔斉民要術‐種穀〕

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普及版 字通 「美田」の読み・字形・画数・意味

【美田】びでん

良田。〔漢書、溝洫志〕(孫)禁以爲(おも)へらく、今、河(さき)の原を決せし時に數倍す。~水浚利し、三郡の水地を乾かさば、美田且(ほとん)ど二十餘頃を得ん。以て開傷するの民田廬處(ろしよ)を償ふに足らん。

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