デジタル大辞泉 「聞付ける」の意味・読み・例文・類語 きき‐つ・ける【聞(き)付ける】 [動カ下一][文]ききつ・く[カ下二]1 音や声に気づく。「怪しい物音を―・けて外に出る」2 偶然聞いて知る。人づてに聞いて知る。「うわさを―・ける」3 聞き慣れる。「彼の大声は―・けている」[類語](2)聞き及ぶ・伝え聞く・漏れ聞く・漏れ承る・聞き継ぐ・聞き込む・聞き知る・聞き齧る・耳に達する・聞き伝える・人づてに聞く・伝聞・仄聞・又聞き/(3)聞き慣れる・耳慣れる・聞き飽きる・聞き古す・耳に付く・耳に胼胝たこができる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「聞付ける」の意味・読み・例文・類語 きき‐つ・ける【聞付】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]ききつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙① 物音や音声また、噂などを耳でとらえる。また、それを聞いて、ある事柄を知る。ある事柄について聞き出す。聞きこむ。[初出の実例]「いみじう泣く人あるをききつけて、とどめてとりかへし給うてけり」(出典:伊勢物語(10C前)六)「近江の石山寺にこもりけるを、平家ききつけ」(出典:義経記(室町中か)一)② いつも聞いて、なれている。聞きなれている。〔日葡辞書(1603‐04)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例