聴取(読み)チョウシュ

精選版 日本国語大辞典 「聴取」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しゅチャウ‥【聴取】

  1. 〘 名詞 〙 事情、情況などを聞き取ること。聞いて心にとどめること。また、心にとどめるように聞くこと。
    1. [初出の実例]「この心性を聴取し、説取し、行取し、証取するなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)説心説性)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐聚星堂雪詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聴取」の読み・字形・画数・意味

【聴取】ちよう(ちやう)しゆ

きき入れる。ききとる。清・王士禎〔悼亡詩、二十六首、二十三〕(やくろ)經卷、生涯る 禪榻(ぜんたふ)春風、兩鬢(りやうびん)なり 一語君に寄せん、君聽取せよ 兒女をして粗衣)を衣(き)しむること不(なか)れ

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