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職屋敷 しょくやしき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

職屋敷
しょくやしき

江戸時代,盲人の自治組織当道の制度において,その総括機関として京都東洞院にあった役所。「しきやしき」ともいう。その統率者を職検校または総検校といった。これに対し,江戸本所一ツ目におかれた出張所惣録屋敷といい,その統率者を惣録検校といった。

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デジタル大辞泉の解説

しょく‐やしき【職屋敷】

近世、京都に置かれた盲人の自治的な統轄機関。全国の盲人を管理・監督し、官位などの事務を取り扱った。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょくやしき【職屋敷】

盲人の自治組織である当道の中央支配機関の通称。また,その所在する屋敷そのものをいう。江戸初期には京都仏光寺通烏丸東入ルにあったが,後に高倉通仏光寺上ルに移り,元治の大火(1864)後,元に戻った。屋敷内に,職検校の位牌所である清聚庵がある。この屋敷内で,職検校(一老検校,通称として惣検校または総検校ともいう)をはじめ十老検校までの10名(職十老,十﨟とも)が,当道座支配のための官位免許や官金配分などの職務を執り,職検校はこの屋敷に居住した。

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大辞林 第三版の解説

しょくやしき【職屋敷】

当道の制において、全国の座中の盲人の管理監督にあたった機関。京都にあって、総検校以下一〇名の検校の合議によって運営された。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の職屋敷の言及

【当道】より

…その芸能が〈平曲〉としてとくに武家社会に享受され,室町幕府の庇護を受けるに及んで,平曲を語る芸能僧たちは宗教組織から離脱して自治的な職能集団を結成,宗教組織にとどまっていた盲僧と区別して,みずからを当道と呼称した。覚一(かくいち)検校(1300?‐71)の時代に至って,組織の体系化が行われ,当道に属する盲人を,検校勾当(こうとう),座頭などの官位に分かち,全体を職(しよく)または職検校が統括し,その居所である京都の職屋敷がその統括事務たる座務を行う場所となった。さらに,仁明天皇の皇子で盲人の人康(さねやす)親王を祖と仰ぐなどの権威づけを行い,治外法権的性格を持つに至った。…

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