デジタル大辞泉 「肉叢」の意味・読み・例文・類語 しし‐むら【▽肉×叢】 肉のかたまり。肉塊。また、肉体。「血をすすり―を尽すとも」〈一葉・別れ霜〉[類語]体・身み・体たい・身体しんたい・肉体・体躯たいく・図体ずうたい・肢体したい・五体ごたい・全身・満身・総身そうしん・そうみ・人身じんしん・人体・生体・ボディー・肉塊・骨身 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「肉叢」の意味・読み・例文・類語 しし‐むら【肉叢】 〘 名詞 〙① 一片の肉のかたまり。肉塊。[初出の実例]「懐妊して、〈略〉一つの肉団(シシムラ)を産み生す〈真福寺本訓釈 肉団 シシム良 下音断〉」(出典:日本霊異記(810‐824)下)「アル イヌ xiximurauo(シシムラヲ) フクンデ カワヲ ワタルニ」(出典:天草本伊曾保(1593)犬が肉を含んだ事)② 身体。肉体。[初出の実例]「にぐる女のししむらうるはしきはとらへて」(出典:御伽草子・ささやき竹(室町末)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例