洋蘭(読み)ようらん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

洋蘭
ようらん

ラン科植物のうち熱帯や亜熱帯に産し,花が美しく形に変化があり,観賞のため温室で栽培されるランの総称。イギリスで栽培改良され,日本には明治以降輸入されたので洋と呼ばれる。栽培には温室が必要なので,初めは貴族や富豪に愛好されることが多かったが,最近では一般にも普及し,鉢植や切り花として出回っている。交配などにより品種改良が進み,多数の園芸品種がある。おもなものは,デンドロビウム (セッコク属) ,カトレヤ,キプリペディウム (アツモリソウ属) ,シンビディウム (シュンラン属) などである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

よう‐らん〔ヤウ‐〕【洋×蘭】

観賞用のランのうち、熱帯の原産で、欧米で改良され、明治以降日本に入ってきたものの総称。カトレア・シンビジウム・デンドロビウム・パフィオペジラムなど。西洋蘭。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ようらん【洋蘭】

花を観賞するために温室で栽培するラン科植物の園芸上の呼称。熱帯・亜熱帯原産で、主にヨーロッパで品種改良されたもの。カトレア・デンドロビウムをはじめとして多くの種類がある。日本や中国に産するシュンランやカンランは東洋ランと呼ばれる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

洋蘭[花卉類]
ようらん

東海地方、愛知県の地域ブランド。
主に西尾市東海市・知多郡南知多町・豊橋市田原市安城市などで生産されている。愛知県は洋蘭の国内出荷量20%以上を占める全国一の産地。シンビジウム・カトレア・コチョウランなど、多くの品種が栽培されている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

ゲーム障害

オンラインゲームなどへの過度な依存により日常生活に支障をきたす疾病。インターネットやスマートフォンの普及でオンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されていることを受け、世界保健機関(W...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

洋蘭の関連情報