日本大百科全書(ニッポニカ) 「自由が丘」の意味・わかりやすい解説 自由が丘じゆうがおか 東京都目黒区南端の地区。1965年(昭和40)以前は自由ヶ丘と記した。東急電鉄東横線・大井町線との交点にある自由が丘駅を中心とする。雑木林と畑の続く起伏のある武蔵野(むさしの)台地にあり、高級住宅地として、昭和初期に開かれたころ、舞踊家石井漠(ばく)が命名したといわれる。さらに手塚岸衛(てづかきしえ)(1880―1936)による自由教育を目ざした自由ヶ丘学園が開設されるに至り、東京横浜電鉄(現、東急電鉄)が駅名として採用、ついで1932年(昭和7)町名としても採用された。とくに駅周辺は、若い人々に親しまれる中心商店街として発展している。[沢田 清][参照項目] | 石井漠 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自由が丘」の意味・わかりやすい解説 自由が丘じゆうがおか 東京都目黒区南端の地区。東急電鉄東横線,大井町線の連絡駅自由が丘駅の北部に 1930年代以降開発された代表的な郊外住宅地で,地名はこの地に住んだ舞踊家の草分け,石井漠の命名によるという。駅前には銀行の支店やレストラン,商店街も発展し,郊外の商業中心地の1つとなっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by