日本歴史地名大系 「芝新網町」の解説
芝新網町
しばしんあみちよう
〔近世〕
古くは一円芝浦と唱える海辺の漁村で、徳川家康関東入部の頃は漁民が多く居住していたという。寛永三年(一六二六)九月三日芝浦のうち名主大場伝右衛門が治める町が江戸城に白魚を献上するよう命じられた。献上の褒美として金子を与えられ、それ以降江戸城へ白魚を献上するようになった。同六年三代将軍徳川家光の日光社参で下総国
寛文七年(一六六七)一一月町内南側
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報